
院長 加藤 宏基
当院は、昭和20年代に私の祖父が開設した加藤医院を前身とし、平成29年11月に医療療養型病床のある病院として改めて新たに診療をさせて頂くこととなりました。
祖父は99歳まで外来診療や往診を行っていました。
私は生まれ育った要町で祖父の意志を継ぎ、地域への恩返しを果たすことが自分の役目だと考えております。
外来診療では皆さまがお身体もお気持ちも健やかにお過ごしになるお手伝いができるよう、親しみやすく安心できる病院を目指して、受診される皆さまの気持ちに寄り添い温かく優しい医療を心掛けます。
地域の医療サービスとも密に連携し、ご本人さまやご家族さまのご希望により往診や在宅診療での対応も行います。
私ごとですが、流行初期の新型コロナウイルスに感染し1ヵ月以上の入院治療を受けました。
初めての入院の経験から、患者さまが入院中をどう過ごされるかなどをより深く考えるようになりました。
患者さまが穏やかに苦痛なく入院生活を送ることができるように、また患者さまを支えるご家族の皆さまがより安心してお過ごしになれるように、様々な面からサポートしたいと考えております。
引き続き地域に根差して、かかりつけ医として皆さまが安心して受診して頂けるよう努めます。
皆さまとご家族さまのお身体について、どんなことでもお気軽にご相談ください。
祖父から引き継いだ地域への想いを胸に、患者さまとご家族さまのお声やご希望に耳を傾け、「ここで良かった」と心から思って頂ける病院であるよう、スタッフと共に努力を続けてまいります。